漫画『雛野さんは友達です…?』の感想 絶妙な距離、学生時代にたまに見た光景 更新日:2026-01-30 漫画 学生時代、自分たちとは別のグループで、最後まで交わらなかった人たちがいませんでしたか? 本来なら交わるはずのなかった二人が、ふとしたきっかけで「友達のような」関係になっていく。そんな、むず痒くて尊い距離感を描いた漫画を読 […] 続きを読む
『穂高輪花のチャリと飯。』ロードバイクよりもレーパンとサイクルジャージを見る漫画 更新日:2026-01-30 漫画 狐古さやかさんの人生初の単行本『穂高輪花のチャリと飯。』。 一見すると、自転車に乗って美味しいものを食べに行く、流行りの「ロードバイク×グルメ漫画」に見えます。 しかし、読み進めていくうちに、この漫画の真の主役はロードバ […] 続きを読む
北大路魯山人『鮎の食べ方』感想|「洗い」か「塩焼き」か?究極の鮎論と幻の鮎めし 更新日:2026-01-25 書籍・小説 鮎といえば夏の風物詩ですが、皆さんはどうやって食べるのが好きですか?やはり塩焼きでしょうか。 今回は、食の巨人・北大路魯山人が語る「鮎の食べ方」を読みながら、贅沢な「洗い」や幻の「鮎めし」について思いを馳せてみました。 […] 続きを読む
北大路魯山人『アメリカの牛豚』感想|戦後アメリカの「味気ない豊かさ」とドラッグストアの衝撃 更新日:2026-01-31 書籍・小説 1954年(昭和29)、「芸術新潮」に掲載された手記。手記というよりは、旅先からの手紙をそのまま掲載したような生々しさと、魯山人ならではの歯に衣着せぬ物言いがあります。 ふと、戦後間もないアメリカの食事情を、日本の食通は […] 続きを読む
北大路魯山人 『甘鯛の姿焼き』美味しいけど生息地によって料理の仕方が違うという話 更新日:2026-01-30 書籍・小説 北大路魯山人が1959年に没して、現在ではもう60年以上が経ちます。 ふと、美味しいものを食べるために料理だけでなく器も作る、「明治の文人らしさ」を読みたくなりました。 今回読むのは、青空文庫にある『甘鯛の姿焼き』。 昭 […] 続きを読む
北大路魯山人『味を知るもの鮮し』感想|本当に美味しいものを食べるのは難しい時代になったなという話 更新日:2026-01-31 書籍・小説 北大路魯山人『味を知るもの鮮し』を読みました。短い随筆なのに、「うまいものを食べる」って案外むずかしいのだ、と背筋が伸びます。 この記事では、内容を短く要約したうえで、魯山人が強く嫌う「砂糖」「化学調味料」、そして最後に […] 続きを読む
北大路魯山人『明石鯛に優る朝鮮の鯛』感想|昭和7年、激動の時代に語られた「究極の美味」 更新日:2026-01-31 書籍・小説 「美味しいものを食べるためには、器も作らねばならない」 稀代の美食家であり、陶芸家でもあった北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)。 彼が1959年に亡くなってから、もう60年以上が経ちました。 今回は、青空文庫で読める […] 続きを読む
マンガ『神殿』感想(ラヴクラフト傑作集)|狂気と理性の間。艦長はなぜ正気を保てたのか? 更新日:2026-01-31 SF・ファンタジー 真っ黒い画板を力いっぱいガリガリと削り、どうにか黒を削り落として「白」を作り出したかのような絵。 田辺剛先生が描くラヴクラフト傑作集『神殿』は、黒の中から無理やり光をあぶり出したような、圧倒的な「黒の圧力」を感じさせる作 […] 続きを読む
『魔犬 ラヴクラフト傑作集』感想|田辺剛が描く、圧倒的画力と「視覚化された狂気」 更新日:2026-01-31 SF・ファンタジー 「狂気」を絵で表現することは可能なのでしょうか? H.P.ラヴクラフトが創り出した「クトゥルフ神話」。 名状しがたい恐怖、宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)を、圧倒的な画力で漫画化し続けている作家がいます。 田辺剛(たなべ […] 続きを読む
『コトノバドライブ』感想|芦奈野ひとしが描く「5分間」の不思議と、子供の頃の記憶 更新日:2026-01-31 日常ファンタジー 子供の頃、不思議な体験をしたことはありませんか? 夜、遠くから聞こえる正体不明の音。 いつもの通学路で、ふと迷い込んだ知らない道。 「今日は雪が降る」となぜか直感で分かったあの日。 今回紹介するのは、そんな「記憶違いかも […] 続きを読む
【感想】ゼロからわかる「奴隷の歴史」読めばざっくりと分かる奴隷の歴史の本 更新日:2026-01-25 書籍・小説 「歴史の真実」や「自由な生き方」を考える 【書籍】現代の「奴隷労働」から抜け出す『働き方完全無双』 歴史上の奴隷制度を学んだ後は、現代の働き方を見直してみませんか? 社会のレール(支配)から外れても生き残るための、個人の […] 続きを読む
『ハクメイとミコチ 』第5巻から6巻の感想と目次 更新日:2026-02-03 漫画 あわせて読みたい! 『ハクメイとミコチ』感想|9センチの視点で覗く、緻密で愛おしい「小人の日常」 目次で追いかけたあとに「結局どこが良いの?」へ戻れるまとめ記事です。余韻だけ残して、ふわっと落ち着きたい夜に。 『コトノバ […] 続きを読む
『ぷれっぱ!R』感想|「ぱにぽに」作者が描く防災4コマ。笑って学べる備えの教科書 更新日:2026-01-31 4コマ・日常 地震、台風、パンデミック。 「備えなきゃ」とは思っていても、防災マニュアルやハザードマップを読むのは面倒くさい。 そんなあなたにオススメしたいのが、マンガで読む防災です。 今回紹介するのは、氷川へきる先生の『ぷれっぱ!』 […] 続きを読む
『ハクメイとミコチ』1〜4巻感想・全話ガイド|世界観に浸る「極上の箱庭」 更新日:2026-02-03 日常ファンタジー 『ハクメイとミコチ』の1巻から4巻を読み直して、感じたことや思ったことを覚書としてまとめました。 背景と小物が細かく描かれているので、文化的な面からこの作品を読むと非常に楽しいです。 1巻を読むだけで3〜4時間は過ぎてし […] 続きを読む
『ハクメイとミコチ』感想|9センチの視点で覗く、緻密で愛おしい「小人の日常」 更新日:2026-02-03 日常ファンタジー 身長9センチメートルの、小さなふたり。 彼女たちの生活を覗き見ていると、不思議な感覚に陥ります。 それはまるで、「精巧に作られた鉄道模型」を眺めている時のワクワク感に似ています。 今回紹介するのは、樫木祐人先生の『ハクメ […] 続きを読む
『おんなのおしろ』感想|3LDK購入直後に破局。残ったのはローンと猫でした 更新日:2026-02-03 4コマ・日常 人生最大の買い物、「マイホーム(マンション)」。 もしその契約直後に、同棲していた彼氏と別れることになったら? 今回紹介する『おんなのおしろ』は、そんな「詰んだ」状態から始まる4コマ漫画です。 手元に残ったのは、広すぎる […] 続きを読む
『一方その頃スナイパー女子高生は』感想|疲れた夜に効く「脳死」4コマ漫画 更新日:2026-02-03 コメディ・ギャグ 結論から言います。 この漫画は「疲れた脳を休ませるための4コマ」です。 面白すぎて止まらない系じゃない。 教養にもならない。話のネタにもならない。 でも、そういう夜に限ってちょうどいい。 Amazon 楽天 DMM この […] 続きを読む
『アイデアのつくり方』感想|才能はいらない。凡人が武器にする「5つの手順」 更新日:2026-02-03 ビジネス・仕事術 結論から言います。 この本は「アイデアは才能ではなく手順で増やせる」とハッキリ言い切る名著です。 要するに、アイデアは「ひらめき」ではなく工程管理。 読むのに1時間程度なのに、やることが具体化します。 Amazon 楽天 […] 続きを読む
『かっこいいスキヤキ』感想|一回で分からなくてOK、読み返すほど笑える短編集 更新日:2026-02-03 コメディ・ギャグ 結論から言います。 この本は「一回で分からなくてOK」な短編集です。 『かっこいいスキヤキ』は、読んで「は?」となってからがスタート。 分からない。でも気になる。 で、読み返すと「そういうことか」と笑いが増える。 これは […] 続きを読む
『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』感想|偏愛が暴走して最高 更新日:2026-01-25 コメディ・ギャグ 清野とおる先生といえば『東京都北区赤羽』。 あの「人間観察で殴ってくる感じ」が好きな人、多いはず。 で、今回の漫画は何かというと。 “こだわりが強すぎる人”を、1対1で掘るやつです。 結論:真似はしない。でも、読後はなぜ […] 続きを読む