企業家で2ちゃんねるの元管理人、現在は4chanを管理人やっている西村博之さん(略:ひろゆき)の本『働き方完全無双』を読んだ感想。

前にひろゆきさんの本は堀江貴文さんと一緒に出している『ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~』を読んだ時の感想として同じものを見ても見てる場所が違うな。

自分と明らかに違う視点も物事を見る人て面白いという感想をもっていました。

 

では、この本をざっくりまとめると個人として幸せになるにはどうするかという本ということでいかがでしょう。

重要なことは3点にまとめると

・スキルを磨いて稼げるようになったら幸せだよね。

・働けないから権利を主張して社会保障に助けて貰いながら好きなことして生活しても幸せだよね。

・俺たちが頑張らなくても生きていける環境を作ってくれている頑張ってる優秀な人の邪魔しないようにしようね。

働き方完全無双

 

【タイトル】働き方完全無双

【作者】 西村博之(ひろゆき
【出版社】 大和書房
【発売日】 2018月4年14日

 

 

重要な3点もう少し詳しくすると

・スキルを磨いて稼げるようになったら幸せだよね。

⇒自分で頑張りたい人はスキルを磨いたりチャンスを逃さないように暇を作ったりしよう。それと最も大切なのが人間関係だから。

・働けないから権利を主張して社会保障に助けて貰いながら好きなことして生活しても幸せだよね。

⇒働けない?だったら国の制度に助けてもらえばいいじゃん。恥ずかしい、いやいや、国の制度だから使わなきゃ損だよ。

・頑張らなくていい環境を作ってくれる頑張ってる人の邪魔しないようにしようね。

⇒優秀で働きたい人は働いてもらうのが国のためになるし、新しい仕事を生み出してくれるかもしれないから頑張ってもらおう。

本の内容も頑張っている人やダラダラ仕事しながら生活している人向けの役に立つ話が多くある。

 

それと本の最初に書かれている。

先進国に生まれた、あなた。
残念でしたね。

のフレーズがあるように日本で生きずらくなる中で、どう不幸にならない方法が述べられている。これからの日本で幸せになるには自分の考え方を変えないと難しい。

日本で不幸にならないためにどう考えればよいかがいろんな方向から述べている。

・嫌われる人には嫌われるものだ
・そもそも事業は「なくなるもの」である
・ある日下駄を履かされてワンチャンあるかも
・お金を貯めておくと仕事辞められるよね

書くときりがないので4つでやめときますが、如何にして不幸にならないための行動や考え方があふれている。

完全無双とまではいかないまでも、あなたとは違う考え方と視点で物事を見ると、どのように見て考えているのかを知ることが出来るのは楽しいしためになる。

 

本を読む限りひろゆきさんは自分の問題と他人の問題を完全に切り離して考えている。なのでこんな働き方をしたほうがいいよね。日本はこっちの方向性に向かっていくほうがいいよね。といった感じで問題に役に立つ方法は伝えるけど、どうするかはあなたの問題だからと無理に相手の考えを変えようという感じはない。

日本がこのまま沈没していって北斗の拳の世紀末のような世界になっても「へ~、こんなふうになるんだ。」と言いながら眺めていそうな気がする。

観光しやすい国づくりやベーシックインカムとか日本はこうしたほうがいいよねとは語ってはいるけれども

 

最後に、

表紙を捲ると書かれている。

自分の人生、自分で守れよな

この言葉が一番印象に残った。まさに仰る通りでございます。

頑張りたい人も社会保障で生きていく人も、他人の足を引っ張らずに幸せにいきる方法を探そうということですね。

 

おまけとして

本を読んでいると、基本楽して仕事ができるようにしようとか、働きたくないという考え方が見えてくるのが一番面白い。

Amazonのランキングで2位になっているのだけれども会社経営とか労働でランキングに乗っていることに矛盾を感じてしまう。

会社経営か~、会社を持っていると便利だよねという話も多少あるからいいのか。

労働か~、確かに楽に働くにはどうすればいいかとか結構あるからいいのかな

14位で社会学概論に入っているこちらのほうがこの本の内容に近い気がした。

なんてことをAmazonのサイトを見た感想。