諸星大二郎の漫画『失楽園』神話とSFの短編集 1970年代らしいSF感と男女の関係が絶妙に描かれている 更新日:2024-05-01 感想漫画目次 1970年代らしいSF感と諸星大二郎らしさのある不思議な怖さがある短編の男女の関係が絶妙に描かれている マンガ少年や週刊少年ジャンプと出版社を横断した様々な作品がひとまとめになっている。タイトルとなっている失楽園は『地獄 […] 続きを読む
漫画 ローカル女子の遠吠え/静岡をこれでもかと紹介してネタにする4コマ 更新日:2023-12-19 漫画4コマ漫画 東京でデザイナーの夢破れ、都会に疲れ地元に戻ってきたりん子と東京の本社から上司に左遷させられた雲春の視点を中心とした静岡県でのローカルネタだけで10巻以上も連載が続いている地方ネタを題材にしたコメディー4コマ漫画。 【 […] 続きを読む
ギャグ漫画 じょしらく 久米田康治×ヤス /ギャグ漫画家とイラストレーターのコラボ 更新日:2024-04-11 漫画目次 アニメ化もしたギャグ漫画家とイラストレーターのコラボ漫画で全6巻、5人の落語家の女の子が楽屋でうだうだと話している日常系に属す漫画、何も考えずに読める漫画なので疲れた時になんとなく読むのにはおすすめです。 作品としてアニ […] 続きを読む
書籍『就職しない生き方』 自由に生きる人たち、こんな生き方もあるということを知ることが大切かと。 更新日:2022-03-22 感想書籍 働きたくないでも働くならいかに楽をするか、世の中を楽しみたい西村博之さん。俺レールの上を進んでるだけですよと語っている古川健介さん。めっちゃ働くしめっちゃ努力もするし、めっちゃやりたいことを続けるよ俺はというスタンスの堀 […] 続きを読む
漫画「宮沢賢治の食卓」賢治と生徒や仲間たちとの食事という形で賢治の人柄を表現。 更新日:2020-11-14 漫画 魚乃目三太さんの「宮沢賢治の食卓」の感想です。 宮沢賢治と生徒、恋人、家族といった人々との関係を食事という表現を通して賢治の人間性を見事に表現している漫画。 魚乃目三太さんが様々な本から宮沢賢治を調べ自らの賢治像をつくり […] 続きを読む
漫画『はつみ道楽』毎月1万7830円を貰えるとしたら貴方は何をする? 更新日:2021-06-06 感想 サメマチオさんの『はつみ道楽』、賢く生きてきた女性が毎月1万7830円のお金を後押され気になったことは体験するという好奇心を満たす道楽を楽しむ漫画。 会社の特許の報奨として毎月1万7830円をもらうことが出来るようになっ […] 続きを読む
漫画『12月生まれの少年』大人は誰でもノスタルジーを感じる。 更新日:2020-10-30 感想漫画 子供の頃に言ったことがない路地や入れない建物、成長して忘れてしまった小さなときの不思議な体験とノスタルジーと漫画が噛み合っていくことが面白さにつながる作品。 何てことな12月生まれの柊(しゅう)は少し変わった感性を持つ両 […] 続きを読む
「サイン・シンボル事典」の目次と感想/絵画や映画を観るときに役立つ 更新日:2021-11-13 書籍 ⇒目次へ移動する シンボルとはなにか? 絵の中に記号や象徴といった物が何を示す概念なのかということは映画を見たり漫画を見ていると考えさせられる。ジブリの数々の名作の中でも故人である高畑勲監 […] 続きを読む
「邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん」邦画で殴られている気持ちになる漫画 更新日:2020-05-13 感想漫画 洋画をネタにしたマンガは数あれど、邦画だけを題材にしたマンガが今まであっただろうか。 いやない。 普段、映画を見る人なら大抵は洋画は見るけど邦画はつまらないと口にする。世界的に見れば映画を山ほど作っている国でありながらも […] 続きを読む
北大路魯山人『鮎の食べ方』鮎は洗いにして食べるとよいし塩焼きも美味しいという話。 更新日:2020-03-15 感想書籍 1932年(昭和5年)に『岡星』に掲載されたもの。『魯山人の食卓』にとして書籍化している作品です。 とりあえず、内容を要約していますが、読んだ僕のフィルターを通していることをご了承ください。 青空文庫【北大路 魯山人】 […] 続きを読む
北大路魯山人『アメリカの牛豚』アメリカで食べた料理の鮮度が良くなかったという話。 更新日:2020-03-14 感想書籍 1954年(昭和29)に「芸術新潮」掲載された手記というよりも手紙の内容をそのまま掲載したようなもの。とりあえず、内容を要約していますが、読んだ僕のフィルターを通していることをご了承ください。 青空文庫【北大路 魯山人】 […] 続きを読む
北大路魯山人 『甘鯛の姿焼き』美味しいけど生息地によって料理の仕方が違うという話 更新日:2020-03-14 感想書籍 北大路魯山人が1959年に没して現在では61年、美味しいものを食べるために料理だけでなく器も作る明治の文人らしさを読みたくなった。 とりあえず、内容を要約していますが、読んだ僕のフィルターを通していることをご了承ください […] 続きを読む
北大路魯山人 『味を知るもの鮮し』本当に美味しいものを食べるのは難しい時代なったなという話 更新日:2020-03-12 感想書籍 北大路魯山人が1959年に没して現在では61年、美味しいものを食べるために料理だけでなく器も作る明治の文人らしさを読みたくなった。 とりあえず、内容を要約していますが、読んだ僕のフィルターを通していることをご了承ください […] 続きを読む
北大路魯山人の鯛の話・昭和7年にするにはなんとも呑気なエッセイに思える 更新日:2020-03-12 感想書籍 北大路魯山人が1959年に没して現在では61年、美味しいものを食べるために料理だけでなく器も作る明治の文人らしさを読みたくなった。 とりあえず、内容を要約していますが、読んだ僕のフィルターを通していることをご了承ください […] 続きを読む
マンガ四方山話「ラヴクラフト傑作集 神殿」クトゥルフ神話の狂気と理性の間 更新日:2024-04-11 漫画 2009年、月間コミックビーム3,4月号にて田辺剛によって描き出されたクトゥルフ神話の1つ「神殿」マンガのジャンルとしてはホラーに属する怪奇マンガ。 神殿はラブクラフト傑作集『魔犬』に掲載されている短編に1つ ⇒ ラヴク […] 続きを読む
田辺剛「魔犬 ラヴクラフト傑作集」の内容と感想 更新日:2024-04-11 感想漫画 ラヴクラフトが作り出した狂気の神話体系を作り出した原作をもとに田辺剛さんが描く3つの作品。どの作品も多方向から狂気へのアプローチをしている。一見読むと物語としての楽しさと細密に描かれた小道具や背景からは物語以外に […] 続きを読む
漫画『コトノバドライブ』子供の頃の不思議な体験から生じる面白さ 更新日:2024-04-11 感想漫画 芦奈野ひとしさんの全4巻の『コトノバドライブ』の感想です。 まずはこの漫画の面白さは作者の高い漫画力で描かれた絵と作品全体に流れる空気であり、読者の子供の頃の不思議なことを体験したことの記憶から出てくるノスタルジーが漫画 […] 続きを読む
【感想】ゼロからわかる「奴隷の歴史」読めばざっくりと分かる奴隷の歴史の本 更新日:2024-05-26 感想書籍 『ゼロからわかる「奴隷の歴史」』は2020年では先進国では存在しないと言われているシステムである奴隷制が古代にどう出来上がるのか?そして近代になるどのように変化するのかがざっくりと分かるように書かれている。 Kindle […] 続きを読む
『ハクメイとミコチ 』第5巻から6巻の感想と目次 更新日:2020-01-26 感想漫画 なんとなくだけど主要キャラが出そろって話が回るようになった気がします。 ハクメイとミコチ 第5巻【目次】 ■□ 第27話『雨とテンカラ』足下の歩き方 『雨合羽』 【登場人物】ハクメイ、ミコチ、 雨の中、カノカン湖で釣りを […] 続きを読む
『ハクメイとミコチ 』第3巻から4巻の感想と目次 更新日:2024-04-11 感想漫画 ハクメイとミコチの3巻から4巻を読み直して感じたことや思ったことなどを覚書として書いたりしている。違う世界の話なのだけど日常とその日常を我々が想像する美しさで描かれている。汚れを描かずたとえ描いていても新海誠やクリスチャ […] 続きを読む