無人島を売る男、佐藤ノブの情熱に触れる!『無人島売ります!』が熱すぎる

テレビで「無人島をお笑いの島にしよう!」と無人島の購入を試みた芸人をご存知ですか?

そう、平成ノブシコブシの吉村崇さんです。
この企画、テレビやネットで見た人も多いかもしれません。

その時に無人島のコンサルタントとして登場したのが、『無人島売ります!』の著者、佐藤ノブさんです。

「無人島が買えるなんて、怪しすぎる!」と思うかもしれませんが、実は世界中で無人島の売買は意外と盛ん。

そんなニッチなビジネスに魅せられ、航空業界の仕事を辞めてまで無人島ビジネスに飛び込んだ佐藤ノブさんの物語が、この本には詰まっています。

無人島ビジネスの熱い世界

佐藤さんがこの道に進むきっかけは、アメリカの雑誌『People』に掲載された数ページの記事。
そこには「世界一のアイランドブローカー」ファハド・ブラディの姿が。

佐藤さんはこの人物にどうしても会いたいと猛アプローチし、家族がいるにもかかわらず安定した仕事を辞め、無人島ビジネスの世界へ飛び込みます。

赤字を出しながらも情熱で軌道に乗せた彼の物語は、読む者を引き込む熱量に溢れています。

本書では、佐藤さんが無人島ビジネスに魅せられた経緯や、初めての無人島販売、失敗と成功のエピソードが生き生きと描かれています。

無人島の選び方や購入方法、どんな人々が無人島を買うのかといった興味深い話も満載。

読んでいると、まるで自分が無人島を買いたくなるような、佐藤さんの情熱がビシビシ伝わってきます!

日本にも無人島はたくさんある!

日本に無人島がどれくらいあるかご存知ですか?
海上保安庁によると、日本には6,852の島があり、人が住んでいるのはわずか416島

つまり、6,432もの無人島が存在するんです!

日本の島の基準は以下の通り:

  • 自然に形成された陸地
  • 埋立地は除外
  • 周囲が100m以上
  • 本土と橋や防波堤などの細い構造物でつながっている場合も島として扱う

例えば、600万円で購入可能な間崎島は、防波堤で本土とつながっていますが、立派な「無人島」として扱われます。

この「つながってるけど島」という不思議な定義、面白いですよね。

無人島の価格と現実

日本で販売されている無人島は、意外にも10島ほどしかありません。
6,432の無人島があるのに、600分の1しか売りに出されていないのはなぜ?

その理由は2つあります。

  1. 自治体の管理や所有権の問題
    多くの無人島は自治体が管理しており、かつて人が住んでいた島が無人島になった場合、所有者が不明確で売買が難しいのです。
  2. 立地の課題
    絶海の孤島はミステリー小説には最適かもしれませんが、売買の価値は低い。
    移動が大変で、生活インフラを整えるにも莫大な費用がかかります。
    一方、かつて人が住んでいた島なら桟橋や生活基盤が残っており、市場価値があるのです。

日本で最も安い無人島は600万円から。
一方、高額なものは1億円以上!

興味が湧いたら、佐藤さんが運営するアクアスタイルズのウェブサイトをチェックしてみてください。
タヒチやカリブ海の無人島情報が豊富に載っていますが、日本の無人島はあまり掲載されていません。

世界では無人島の取引が意外と活発なんですね。

無人島を買うのは夢の第一歩、でも…

無人島を手に入れて「自分だけの王国」を作る――子どもの頃、そんな夢を見たことはありませんか?

バカンスを楽しむプライベートアイランドに憧れる人も多いはず。
でも、実際に無人島を買うのはそう簡単ではありません。

本書では、島の所有権や漁業権、投資価値、
そして購入前に必ず現地を訪れる必要性など、現実的な課題が丁寧に解説されています。

島を買えば終わりではなく、周辺の町や村との関係構築も欠かせません。
無人島は「完全なプライベート空間」にはならない、厳しい現実も描かれています。

佐藤ノブの情熱があなたを惑わす!

佐藤さんの物語は、2001年にファハド・ブラディと出会い、無人島ビジネスの世界に足を踏み入れるところから始まります。

海外の無人島だけでなく、日本の無人島を扱おうと試み、失敗を重ねながらも成功の喜びを味わう様子が生き生きと描かれています。

読んでいるうちに「自分も無人島ビジネスをやってみたい!」「無人島を買いたい!」と熱い気持ちが湧いてくること間違いなし。

でも、佐藤さんはそんな読者に冷静になるよう冷や水を浴びせます。
「無人島ビジネスは儲からない」と何度も強調し、熱に浮かされた読者を現実に戻してくれるのです。

それでも、彼の冒険心と無人島への情熱は、読む者を魅了し続けます。

まとめ:無人島に夢を見たいなら、まずこの本を!

『無人島売ります!』は、無人島ビジネスの魅力と現実を同時に教えてくれる一冊。

佐藤ノブさんの情熱と冒険心に触れながら、無人島を買う夢を追いかける人々の物語に引き込まれます。

お金はないけど、無人島に思いを馳せたい――そんなあなたにピッタリの読み物です。

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