地方ネタにした漫画の記録
■北海道
■関東
・茨城県
豚もうさんの『茨城ごじゃっぺカルテット』
東京育ちの猿山ノブエが家族で茨城県坂東市にお引越し、茨城を勘違してヤンキーにいじめられないようにして不良っぽい恰好で学校デビューしたら大失敗、それでもカホ、ミノリ、スズランの3人あっという間に仲良くなって、バスケ部の顧問になりたくないという理由だけで先生が作った郷土研究部の部長に祭り上げられて仲良くなった3人とともに茨城の魅力を発見していくご当地コメディ。
高校生の4人の女の子が茨城の各地を部活動として思い出を作っていくお話であり、彼女たちが観光地の紹介をする作品ではなく、学園生活や友達との思い出作りを楽しむことに主軸がおかれた作品である。1巻では恐竜公園や牛久大仏とディープな場所ともっとも有名な場所の2つが話の題材にされていたり、1巻で完結かのようならラストがかかれていたりときれいに作品としてまとまっているのが作者も1巻で終わるかもという気持ちもあったのかな?
■中部地方
・静岡県
瀬戸口みづきさんの『ローカル女子の遠吠え』
東京でデザイナーの夢破れ、都会に疲れ地元に戻ってきたりん子と東京の本社から上司に左遷させられた雲春の視点を中心とした静岡県でのローカルネタだけで10巻以上も連載が続いている地方ネタを題材にしたコメディー4コマ漫画。
基本的に静岡県のご当地ネタを中心として徳川家康、富士山、お茶といった日本全国誰もが知っているネタから静岡県に住んでいても知らないようなローカルネタを1つの話として面白く4コマとして描かれているのであまりネタを安売りのように消化せずに1つのネタを1の連載で広げて描く作者の描き方の上手さを感じる作品