音楽を聴くとき、いちいちCDを入れ替えるのは面倒くさい。
結局、パソコンに取り込んだデータで聴くのが一番ラクで、多くの人がそうしていると思う。
ただ、ここで問題になるのが「もっと良い音で聴きたい」という欲求はある。
AmazonでAVアンプや、ヤマハ・SONYといったメーカーの製品を眺めてみても、どれが良いのかさっぱり分からない。
何も考えずに10万円以上の最新機材を買えば、ある程度良い音は手に入るかもしれません。しかし、そんな大金はそう簡単には出せません。
「お金が出せなければ、知識を広げるしかない」
そう思って手に取ったのが、Kindle Unlimitedで読み放題対象だった『PCオーディオ ビギナーズガイド』。
※Kindle Unlimited対象作品(2026年1月)。最新の状況は各サイトをご確認ください。
この記事の要点
- 10年近く前の本だが、オーディオの基礎知識としては今でも通用する
- 「まずはスピーカーにお金をかけろ」という教えが参考になる
- 古いPCでも高音質再生は可能。大事なのは設定と周辺機器
古くても「基礎」は変わらない
本書は10年近く前の書籍ですが、内容はかなり役に立ちました。
パソコンやiPhoneといったデバイスでの聴き方、ハイレゾ再生のためのセッティング、そしてハイレゾ音源が手に入る配信サイトの情報など、PCオーディオの入り口が網羅されている。
特に「Q&Aコーナー」では、パソコンの性能についての解説があり、これが心強い。
「古いパソコンや、高性能ではないパソコンでも、音楽を楽しむ分には問題ない」とのこと。
ただし、他の作業を同時に行っているとCPUへの負荷がかかる点や、再生ソフトによる音質の差など、細かい注意点もしっかり書かれている。
一番最初に買うべきは「スピーカー」
本書を読んで最も役に立ったのが、「最初に揃えるべきアイテムはスピーカーである」という話だ。
どれだけ良いアンプを使っても、最終的に音を出力する「スピーカー」の性能ですべてが決まってしまう。
言われてみればその通りだと納得しました。
また、「手持ちのミニコンポでも、AUX接続端子があるならPCスピーカーとして代用できる」といった、財布に優しい活用術も紹介されている。
いきなり高価な機材を買わせようとせず、今あるものを活かす視点はビギナーにとってありがたい。
まとめ:知識が増えると、悩みも増える
難しい基礎知識を詰め込む必要はなく、セッティングのやり方と、手頃な価格で整う機材を紹介してくれている一冊。
紹介されている機材自体は古いので、そのまま買うわけにはいきませんが、選び方の基準は今でも変わりません。
1時間もあれば読み通せる内容ですが、ざっくり読むだけでも「何となく」の全体像は分かる。
だ、知識がついたことで「じゃあ今の製品ならどれを買おうか?」と、以前よりも具体的に悩むようになってしまいました。
▼ 本書の目次・紹介されているサイト(クリックで展開)
【 目次 】
- PCオーディオ最新事情
- デジタルオーディオ セッティングガイド
- ハイレゾ音源のきき方
- 高音質コンテンツガイド
- 【予算別】製品ガイド
- PCオーディオリスニング法
- [知っておくと便利な]PCオーディオ Q&A
【 本書で紹介されていたハイレゾ配信サイト 】
- iTunes Store (Apple)
- Music Unlimited (Amazon)
- mora (Sony)
※他にも多くのハイレゾ配信サイトがありますが、本書で取り上げられていた主要なものを記録として残しておきます。





