Amazonの読み放題のサービス「Kindle unlimited」の対象になっている書籍のまとめ

読んでいるのがほとんどホラーなのでその辺の作品が多くなるかも

 

バースデイ 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)

【作者】鈴木光司
貞子の過去や「リング」後の世界を描く短編集。映画『リング0』の原作を含む。シリーズ完結編であり、シリーズの重要人物たちを主人公に据えた短編集。
若き日の山村貞子を描いた「レモンハート」は映画『リング0 バースデイ』の原作となっており、生前の貞子の強く美しい描写が印象的。他にも高野舞の秘められた過去を描く「空に浮かぶ棺」などを収録。さらに、シリーズの実質的完結編「ハッピーバースデイ」では、仮想空間ループで人類を救うべく戦う二見馨と、それを見守る礼子の姿が描かれる。シリーズファン必読の一冊となっている。

ループ 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)

【作者】鈴木光司

医学生の馨は、家族や恋人を新種のガンウィルスで失い、世界的危機の渦中に立たされる。ウィルスの謎を追う中、ある極秘プロジェクトの存在を知り、真相を求めてアメリカの砂漠へ。『リング』『らせん』に続くシリーズ完結編で、人類と存在の本質に迫る。
リングシリーズの完結という名目で出た3巻目、今まで伏線が様々回収されるが当時は読者の中でもついて行けなかったり、ホラーとしてどうなのという意見もあったものの、今読み返すと作者の様々な方向からのホラー小説としてのアプローチは今になって読むとすごいの一言。

らせん 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)

【作者】鈴木光司
監察医・安藤が友人の死を追い、「呪い」の真相と人類の運命に迫る。科学とホラーが融合したミステリ色の強い続編。
幼い息子を亡くした監察医・安藤は、友人・高山の不審死を解剖する中で「呪い」の核心に迫る。謎の肉腫、遺体の新聞紙の数字……それらが導く先は、人類の進化か滅亡か。非科学的な呪いを科学で解明しようとする姿勢が新鮮で、恐怖よりもミステリとしての面白さが光る傑作。
リングシリーズの続編、ミステリーホラー路線であることはかわらないが、そこに生物学としてDNAやウイルスといった内容が追加され、科学×ホラーへとなったために人によっては違和感が合わない人もいるかもしれないが、読んで感じる恐怖を変わらない。
読む時間がない人にはAudibleという選択もある。

リング 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)

【作者】鈴木光司
呪いのビデオを巡り、記者の浅川と高山がその謎と恐怖に迫る。怪談を超えた構成で描く、ホラーミステリーの傑作。
観た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」を巡るホラーミステリーの金字塔。新聞記者の浅川が姪の突然死をきっかけに、そのビデオの謎を追い始める。論理学者の高山竜司と共にビデオに映る不可解な映像や、貞子と呼ばれる超能力者の過去を解き明かしていく中で、彼らは想像を絶する恐怖と対峙する。呪いと人の狂気が多重構造となって、怪談を超えた恐怖を読者に突きつける。