こんばんは、兎

 

 

よう、カエル
どうしたの

 

今日は、漫画を紹介しに来たよ
紹介するのはあつまれ!ふしぎ研究部 第1巻!



いきなりだな、導入部はないのか導入部はどうした

 

 

1日考えたが思いついたのが面白くないから辞めた。

 

 

 

そか、まぁ、いいか。でなんで「あつまれ!ふしぎ研究部 第1巻」を紹介するんだ?

 

 

 

鼻の折れた天狗が繰り返し読んでるから何で何度も読むのか聞いたら安心するからとか言っていたから読んでみたんだ。

 

 

 

いちいち、読んだものを紹介に来るな

 

 

まぁまぁ、
カップラーメンができる程度の時間付き合ってよ。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

紹介するよ、この漫画は学園コメディ漫画だよ。ひょんなことからふしぎ研究部という謎の部活に入部することになる大祐と3人の部員が巻き起こすドタバタコメディ!!

 

 

 

学園コメディねぇ~、楽しいのか?

 

 

楽しいかは話を聞いて考えてよ話すテーマを決めるよ。

 

 

・いい人 × 不思議 × 学園 =コメディ
・作者の挑戦
・読んで感じる安心感

 

3つもテーマがあるのか。

 

 

 

そう、1つめのテーマ『いい人 × 不思議 × 学園=コメディ』についてだ。
さっき言ったようにコメディ漫画なのだから、コメディとしてどう笑いを取っていくかが重要なんだ。ふしぎ研究部ではオカルト、手品、催眠術の不思議を研究する3人の女の子といい人である大祐なんだ。

 

 

いい人?それ以外に言いようがないのか?

 

 

 

それ以外の言い方をするのなら、無個性と言ってもいいかな。

 

 

 

それはひどい言いようだな・・・

 

 

 

コメディというのはお笑いだから、だれかを攻撃して被害者にしないといけないんだ。笑いの基本は被害者が生まれることで起きる攻撃性によって生まれるんだ。
この攻撃性をぶつける相手を作る必要があるのが主人公である大祐になるわけなんだ。

 

 

攻撃性?
お前はお笑いを嫌な視点で見てるな。

 

 

 

攻撃性を受け止める人物として、個性のある主人公だとその個性に合わない受け止め方をさせると読んでいる読者には笑いとしてではなく、イジメに見える可能性があるんだ。
出来事を笑いにするためにはいい人としての存在が必要なんだ。起きている出来事をイジメではなく笑いにするために必要な存在がいい人である大祐というわけだ。

 

 

イジメとは言い過ぎじゃないか?

 

 

う~ん、例えば第3話の同化のふしぎでは大祐は藁人形と同化させられて操り人形にされてしまう場面があるが、同化した人形を玩具のようにされ、最後は大祐の腹に裂かれるような痕ができることになるけど、そんなことをされるのが大祐の視点で描かれていたらは理不尽なことをされていると読者は感じるんじゃないかな。

 

 

それはほぼ殺されそうになってないか・・・

 

 

だけど怒らず「いやー死ぬかと思いましたよ」という言葉ですませてしまう。この言葉で読者は笑いとして消化してしまう。それがいい人の属性をもったキャラの重要性なんだよ。

 

 

 

じゃあ、いい人の次の不思議についても?

 

 

 

不思議はタイトルにあるように、ふしぎ研究部のオカルト、手品、催眠術の3つことだ。
この3つがふしぎ研究部の土台とすることで、これをネタとして『催眠術×いい人×手品』のように組み合わせることで新しい話を1つ作ることができるようになるんだ。
手品にもオカルトにも催眠術にだって色々なバリエーションがあるから、そこを組み替えることでネタ切れを防ぐことができるようになる。
ギャグのネタは一度使ってしまうとその漫画では同じ話を使いづらいくなるから、あつまれ!ふしぎ研究部が長期連載になるために重要なことなんだ。

 

学園にもそういう意味があるということ。

 

 

そうだね、学園は色々な属性のキャラを出せるのが強みだから第1巻で風紀委員が出てくる。風紀委員としての属性だけでなくキャラの性格や性癖を出すことで幅を広げている。

 

 

性格や性癖で幅を広げられるということ。

 

 

そうなんだよ。
『いい人 × 不思議 × 学園 =コメディ』について分かってもらえた?

 

 

作品を続けていくためには、話に困らないようにキャラを出すことが大切なことはわかったわ。

 

 

 

次のテーマ『作者の挑戦』についてだけど、あつまれ!ふしぎ研究部では作者は前作にはないお色気にも挑戦をしているんだよ。
以前、作者の前作であるイカ娘は22巻続いたけれどもお色気シーンなかったんだ。
あつまれ!ふしぎ研究部ではお色気シーンに挑戦されてるんだ。

 

お色気て水戸黄門のかげろうお銀のようにか?

 

 

あれと比べるのは難しいけど、作中に数話に1回程度の割合で出てくるね。

 

 

別段、取り上げるようなことでもないな。

 

 

 

まぁ、そうだね、では本題に入って作者の挑戦というのは以前の連載作品のイカ娘とは違うタイプの主人公の選択なんだ。

 

 

お色気が本題じゃなかったのか。

 

 

イカ娘では主人公であるイカ娘がトラブルを起こし、それが周囲の人間を巻き込んでいく巻き込み型なんだ。台風で例えるなら台風の目なんだよ。それに比べあつまれ!ふしぎ研究部の主人公である大祐は巻き込まれ型なんだ、同じ主人公でも話の展開の主導権を持っているかいないかでは大きく異なるんだ。

 

 

分かるずらいから何かに例えは出来ないか。

 

 

例えば、ふしぎ研究部に入部をさせられるとき大祐は逃げることを選択する。巻き込まれ型は相手よりも弱者にならないといけないんだ。それに対してイカ娘だった誘われれば自分から前のめりに参加をするキャラなんだ。強者として相手を振り回すことで笑いが生まれるんだ。
大祐の場合は弱者として巻き込まれて振り回されることで笑い生まれるんだ。コメディ漫画の笑いを作る側と笑いを発生させる側に分けれるんだ。

 

分けられても漫画の中の出来事だから読んでる人にとっては関係ないだろ。

 

 

それが違ってくるんだ。読者にとっては
笑いは攻撃的であるという話を前のテーマで挙げたけどこれが重要なんだ。
読者は主人公の視点から漫画を読むのだから、攻撃する側からの視点で読むのと攻撃を受ける側の視点で読むのでは漫画から感じる印象が変わってくるんだ。

 

言いたいことがわからん。

 

 

芸人に例えるなら、攻撃するのはダウンタウンの浜田の視点で物語を見るか、攻撃を受ける出川側の視点の物語を見るかという違いがでるんだ。
攻撃する側は相手を振舞わして「ああ、楽しかった」で終わってしまうが、攻撃を受ける側は相手に振り回されて「酷い目にあった」というシーンが毎回続いてしまうとイジメされているという印象を読者が持つ可能性があるんだ。

 

作品が長く続けば攻撃側が弄られることもあるんじゃないか?

 

 

それはあるだろうね。普段は攻撃側のキャラが弄られるのを読んだ読者は因果応報やたまに酷い目に合うのは仕方がないよと思うんだ。だから多少非道扱いをされても読んでいる人は気にならない。

 

 

たしかに、普段の行動が悪い奴は見ていて天罰だ思うからな。

 

 

攻撃される側の視点の漫画なら読者がイジメを受けていると思わせないように調整しなければいけないんだ。攻撃する側から攻撃される側へと主人公の属性を変えたのは作者の挑戦と言えるんじゃないかな。

 

 

やられる側の視点の漫画は読んでるやつを主人公にするときは笑いが生じた後のリカバーが大切ということだな。

 

 

最後のテーマに『読んで感じる安心感』の話をしよう。

 

 

読んで感じる安心感?安心するのか。さっきまで攻撃とか危険な発言を繰り返していただろ。

 

 

まぁ、確かに危険な発言だね。でも笑いの攻撃性を作者が上手くコントロールしていることも重要な要素だったんだけどね。
このテーマではふしぎ研究部の部員の関係性が安心感を作っているという話なんだ。
漫画を読んでいるとふしぎ研究部の部員たち4人の仲の良さが安心感を感じさせるんだ。作中で大祐は強制的に部活に入部させられたのだから文句を言ってもいいのだが、第2話で「怪しい部に入部しなきゃならないんだ?」と思っているが部員のやっている不思議の研究については”辞めろ”などの否定の言葉を言わないんだ。

 

オカルトと手品を断わっても被写体にされることで攻撃される構造を作れば笑いが生まれるてことだから断るシーンもあるだろ。

 

 

研究の手伝いは断っているど、他の人物の否定や攻撃する発言をしないんだ。読んでいる人は心理的に否定の言葉の出ない漫画は読みやすい。

 

 

否定の言葉がそんなに影響するものなのか?

 

 

 

するんだよ。人は見たり聞いたりした言葉の影響を自分が思っていた以上に受けるんだ。否定の言葉を見ると自分と少しでもつながりのあることだと自分も否定されたとおもってしまうんだ。だから否定の言葉に対して良い印象をもつことはない。
ましてあつまれ!ふしぎ研究部はコメディ漫画だから、ストーリー以上に作品の印象は大切になってくるんだ。

 

なんでストーリーより印象が大切なんだ?

 

 

コメディはストーリー漫画ではないのでストーリー以外の方法で読者の記憶に残すかが大切なってくるんだ。人はストーリーを記憶する事には長けているけど、ストーリーの無いことを記憶するのは苦手なんだ。
子供のころにならった数式よりも、国語の教科書で読んだ物語のほうがおぼろげならも記憶に残っているんじゃないかな。

 

たしかに数式はすぐに忘れたけど、国語の教科書の鼻とか今でもおぼえてるぞ、あれは芥川龍之介だったか。

 

 

漫画は次の巻に続くのだからどうにかして記憶に残そうとするなら、奇抜なタイトルや漫画の印象を読者に植え付ける必要があるんだ。
この印象が、あつまれ!ふしぎ研究部では安心感なんだ。

 

 

安心感が印象ねぇ

 

 

安心感を与えているのは学校という要素もあると思うんだ。学校は誰しもが行ったことがあるからイメージの共有がしやすいし、他の漫画でも使われるんでテンプレートが存在する。
テンプレートとしては、授業、部活、購買と分かりやすい話を持ってくることで読者は自分が知っている情報に近い出来事として考えるので安心を感じるんだ。
学校だから授業、学校だから部活、学校だから購買と読者が自分の中にある経験にすこしでも近いことをスムーズに取り込むことができることが重要なんだ。

 

俺は学校通ってないぞ

 

 

・・・そりゃ、兎だからね
テーマを3つを語ってみたけどカップラーメン出来たんじゃない?

 

 

おお、そうだった。おい、延びてたじゃねか!!分かるようなわからんような長い話をしやがって、食べ終わるまで少し待てよ。

 

 

ズルゥゥゥゥーーーーーーーーズルゥズルゥゥ

ゴクゴクゴク

 

待たせたな、蛙お前の言いたいことは分かった、この漫画は読むべきか?

 

 

読んでも楽しめるよ。アクションや謎解きはないけど変わらないコメディ展開に安心感があるから。

 

 

だったら貸してくれ。

 

 

あ・・・、kindleで買ったから貸せないよ。

 

 

 

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